プラントベースの材料で作るメキシコ版のメロンパン「コンチャ」
「コンチャ」というパンをご存知ですか?
コンチャ(Concha)はスペイン語で「貝」。その名の通り貝の模様が付けられている、Mexican Pan Dulce(Mexican Sweet Bread=メキシコの甘いパン)とも呼ばれる甘いパンで、メキシコ人がたくさん住んでいるLAではスーパーなどでよく見かけます。
写真のとおり、日本のメロンパンにそっくり!
しっとりとしたパンにサクサクした甘いトッピングが乗っていて、菓子パン好きには堪まりません。
伝統的なコンチャには卵や牛乳が使われているようですが、ここではプラントベースの材料のみで作る方法をご紹介します!
分量:10個分
下準備:90分
調理時間:16分
所用時間:1日
材料:
パン生地
トッピング
- ココナッツシュガー 70g
- 植物性バター 80g
- 薄力粉 60g
- バニラエクストラクト 小さじ1
- シナモンパウダー 小さじ1
- プラントベースの着色料、抹茶パウダーなど(お好みで) 少量
作り方:
- ボウルに入れた常温の豆乳に酵母を溶かして、5分ほど置く。
- 別のボウルに、強力粉、塩、ココナッツシュガーを混ぜ合わせる。
- 蒸したサツマイモをフォークで潰して、1に加えて混ぜ合わせる。
- 3を2に加えて、全体がまとまるまで軽く混ぜる。
- 常温で溶かした植物性バターを4に少しずつ加えながら、しっかりと混ぜていきます。生地がべたつく場合は強力粉を少し足す。
- 油を薄く塗ったボウルに5を入れて布巾で覆い、1時間ほど発酵させる。
- 生地をいったん伸ばして、端を折り返して裏返しにしてボール状にしたら、 ボウルに戻してラップで覆い、一晩冷蔵庫で眠らせる。
- 翌日、冷蔵庫から生地を取り出し、ラップを外してタオルで覆う。 生地が室温になるまで、約1時間、温かい場所に放置。
- 生地を放置している間にトッピングを作ります。ボウルにココナッツシュガー、常温で柔らかくした植物性バター、薄力粉、バニラエクストラクト、着色料を入れて手で混ぜる。
- パン生地を10個ほどに分割して、一つずつドーム型に丸めたらクッキングシートを敷いた天板に並べる。
- オーブンを190℃(375℉)に予熱。
- トッピングを10等分して一つずつ丸めたら、ラップの間に挟み、コンチャの上部を覆うのに十分な大きさになるまで手で押し広げる。
- パン生地の上にトッピングを乗せて、コンチャカッターまたはナイフでトッピングに貝の切り込みを入れていきます。生地を切らないように注意。
- オーブンで14〜16分焼く(様子を見ながら時間は調整してください)。底に焼き目が付いたら完成。
コンチャカッターがあると簡単に貝殻模様を付けることができます(私は持っていないのでナイフで付けました)。
トッピングにプラントベースの着色料を加えると、カラフルなトッピングをお楽しみいただけます。この記事の前半の写真のコンチャは全粒粉を使用して作ったので、着色料を多めにしたところ、かなり強い色になりました(笑)。うまく調整してください。
日本スタイルで抹茶味も作ってみました。
抹茶の香りが広がるので、緑茶と相性抜群です。
よく見かけるトッピングには、バニラ、シナモン、チョコレートなどがありますので、ぜひ色々な味で作ってみてください!